マチオモイ帖ー東海ー

「日本中がマチオモイの春!」は、日本の各都道府県ごとに出展者の作品テーマ=「町」が実際に存在する各地域の会場にて作品を展示し、全国各地で同時開催します。
東海エリアの作品は名古屋・伏見、トランジットビルにて展示され、25名のアーティストが伝えたい愛知,岐阜,静岡の29の”マチオモイ”を一同に見ることができます。

関連イベント

●「長者町帖ブラ長者」(長者町町歩きツアー)
  日時:3月2日[土] 16:00~ 
 参加:無料
 ※どなたでも自由に参加できます。


●オープニングレセプション (作品紹介・交流会・他) 
 日時:3月2日[土] 18:00~
 特別ゲスト:清水柾行
 参加:無料
※どなたでも自由に参加できます。

参加作家

  • とき帖 - 猿子村編 -

    たてかよこ
    かつて「猿子村(さるこむら)」というおもしろい村名だった土岐町 益見。ここでは毎年二月に地域の人がつながるおまつりが開かれています。ずっと変わらなものがここにはあります。
  • 石巻帖

    タケウチケイコ
    幼い頃に通った駄菓子屋、田舎故の、自然の中に遊び場を求める好奇心、魅力的に写った民話の偶像、町の中に有る民話の偶像と祭、それはこの町で育った全ての子どもたちに残る、共通の思い出。
    この石巻帖は、私のフィルターを通して町の変化と不変、を一町民として形に残そうと作ったアルバムになっております。
  • 札木帖

    遠山龍子
    豊橋市札木町は、夫が生まれ育った町。嫁いだことで、それまでは車で通り過ぎるだけだった町がふるさとになり、新たに興味を持ちました。徒歩でもあっというまに廻ることができる小さな町ですが、かつては豊橋の繁華街だった名残があちらこちらに見つかります。こ こに流れる空気は、いつもあたたかく、おだやかです。
  • 大和町毛受宮東帖

    村田仁
    愛知県一宮市大和町毛受宮東。毛受は「めんじょ」と読む。宮に東で宮東。文字通り、お宮さんの東に位置する住居区だ。 ここに一年前から住んでいる。お宮さんへは寄り合いで朝の掃除に行くだけ。お参りもしないけど、ここまでお宮さんの 近くで暮らすのは初めてだ。森が生い茂ってる。ゴミ出しもお宮さんの角。ああ 日々よ。
  • 長者町帖

    長者町ゼミ
    「スキ」があるまち、長者町 と聞いて、あなたはどんな「スキ」を思い浮かべますか?好き?隙?数寄?長者町はいろんな表情を併せ持つまちです。 私たちは「"スキ"が隠れた長者町」のファンとして、まちの中に何か素敵な「スキ」を沢山見つけてより深く理解し関わっていきたいと願い、今回絵本というカタチで表現してみました。
  • はず帖

    インフィールドデザイン
    隣の西尾市に編入され、地図からは名前が消えた幡豆町。 この小さな海辺の町がたたえる、人々が織りなした暖かな表情は、町の名前が変わっても、失われず今も静かにそこにあります。この先、これらの風景はどう変化していくのでしょう。 「町」とは。「変わる」とは。そんなことを問いかけるきっかけになればと思います。
  • 北条帖

    坂倉守
    愛知県常滑市に移り住んで7年。北条は隣町。古くからの地名を受け継ぐ町。起伏のある町並みを日々歩くと、焼き物の町としての歴史・風土の奥深くから立ちのぼってくる地霊のようなものがまだ感じられる。しかし、世界の均質化の波はここにも及ぶ。消えつつある地域特有の風景にたゆたうものを写真の中に浮かべ上げたい。
  • 町畑帖

    北川裕子
    昭和20年6月。終戦の2ヶ月前に戦禍によって市街地の7割を焼失した豊橋市は、「昨日のない町」と呼ばれた戦災都市のひとつ。町畑町は明治38年に陸軍第15師団が編成された場所であり、現在はその跡地に愛知大学豊橋キャンパスがある。豊橋の「昨日」を辿ることのできる数少ない遺構がキャンパス内に点在する。
  • 豊橋エキマエオオドオリ帖

    アイスタイルデザイン
    なんとなく「マチへ行く」そんな言葉がステイタスだった。空洞化が進んだマチ。 でもボクらにとってマチは今でも特別な存在なんだ。やっぱりあった。
    「マチへ行く」違う道を歩いてきたのにやっぱりマチへ行くは同じだった。
    変わった景色、でもボクらは確かに残してきたものがある。きっとステイタスは変わらない…そう思う。
  • 三ヶ日帖

    カワムラユヨウ
    春と、夏と、秋と、冬。
    湖と、みかんと、鳥たち。
    姫街道と、天浜線と、ハイウェイバス。

    三ヶ日には、クネクネとした、 山と、海と、道と、線路ある。

    そして、ロシアと東南アジアをつなぐ、 高く、青い空がある。
  • 郡上帖

    森朋浩
    地元にいる間は本当に無関心だった郡上踊り。離れてからは、どんどんあのお囃子が懐かしくなっていき、お盆帰省の度に徹夜踊りに足を運ぶようになっていました。離れなければ分からなかった故郷。 郡上踊りの歌詞に「お国ナ自慢にゃ肩身が広い郡上踊りに鮎の魚」とありますが…誇りに思える故郷があって、本当に良かった。
  • おろし帖

    加藤紀代子・安藤早苗
    やきものの町、岐阜県土岐市下石町。


    やきものが、暮らしの中に自然にある町。


    ここが、わたし達の出逢った町。



  • たるい帖

    河合比呂美
    岐阜県西部に位置する垂井町は、古くは中山道の宿場町として栄え、子供歌舞伎など芸事の盛んな土地柄です。この町の第九を歌うためにできた小さな合唱団が、「春王と安王」という地元の昔話で、創作合唱劇を公演しました。衣装も舞台も手作りで、多くの町民の手助けを得て、思いを一つに新たな挑戦をしました。
  • 富士山が見える帖

    山口哲司
    縁あって、静岡県三島市にある三嶋大社で昨年個展をする機会をいただき、 三島市をはじめ、富士山の見える街を訪れて描きました。 いにしえより名峰と讃えられる富士山は日本の心だと思いました。
  • 有玉西町帖

    守屋尊光
    片道40分。ざっと数えて約3,000回。 小中学生時代毎日往復したその道に、 考えても浮かんでこなかった、 僕のマチへのオモイが刷り込まれているのではないか。 もう一度同じ道を歩き、探ってみました。
  • タカハマ帖

    鷹巣由佳
    いつも会っている人でも、「いつもと違う見方」をすると知らなかった一面が見えるように、まちのような小さなタカハマを“オニ”=ひとりひとりの「一生懸命になれるもの」という見方をすると見つかったもの。
    それは、こだわりのあるアツイ人達でした。
    それぞれの思いで、それぞれの場所で・・・そして一緒に。
  • 八幡帖

    西澤智和
    私の生まれ育った「まち」、八幡。静岡市の駅南にあります。静岡を離れて、18年が経ちました。久しぶりにこの「まち」を眺めてみると、様変わりしたように見えて、当時のまま、時間が止まったようなところもあります。私の思い出の「まち」、八幡。よく遊んだ子どものころを思い出します。

参加クリエイター一覧


岐阜:
「おろし帖」 加藤紀代子 安藤早苗
「お猿のくうと俺帖」 蒲優祐
「たるい帖」河合比呂美
「とき帖」たてかよこ
「松山帖」 西口寛人
「郡上帖」 森朋浩

静岡:
「川根帖」 岡田有以
「三ヶ日帖」カワムラユヨウ
「八幡帖」西澤智和
「焼津帖」 松永 路
「有玉西町帖」守屋尊光
「富士山が見える帖」山口哲司

愛知:
「一色帖」nuas-12project
「豊橋エキマエオオドオリ帖」アイスタイルデザイン
「はず帖」インフィールドデザイン
「町畑帖」北川裕子
「北条帖」坂倉守
「タカハマ帖」鷹巣由佳
「石巻帖」 タケウチケイコ
「長者町帖」長者町ゼミ
「札木帖」 遠山龍子
「豊橋帖」ばったり堂
「知立帖」菱田雅之
「大和町毛受宮東帖」村田仁
「じんぐう帖」森本真由美


アクセス・インフォメーション




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マチオモイ帖ホームページ
http://machiomoi.net/


会場=トランジットギャラリー
日時=3月1日[金]─3月16日[土]
13:00─19:00[日曜月曜休]
主催=N-mark
共催=国際デザインセンター
協力=長者町トランジットビル・RW・長者町ゼミ

アクセス : 地下鉄東山線・鶴舞線[伏見]駅下車、
     一番出口より徒歩5分

お問い合わせ
住 所 : 名古屋市中区錦2-11-13
E-mail : info[at]transit-building.com