目撃された軽さ 見せかけの穴にはまったのは誰
Sighted Lightness Who fell into the fake hole?
舩戸彩子|FUNATO Ayako Solo Exhibition
Sighted Lightness Who fell into the fake hole?
舩戸彩子|FUNATO Ayako Solo Exhibition
目撃された軽さ 見せかけの穴にはまったのは誰
Sighted Lightness Who fell into the fake hole?
舩戸彩子|FUNATO Ayako Solo Exhibition
2022年9月17日(土)-10月1日(土)
13:00-20:00(日曜日は17:00まで) / OPEN 木・金・土・日曜日 / CLOSE 月・火・水曜日 / 入場無料
会場:長者町コットンビル GROUND 主催:N-mark
皆さんの多くはテレビドラマを観たことがあるでしょう。日本では1953年のテレビの本放送開始以来、様々なテレビドラマが放送されてきました。中でも2時間ドラマと呼ばれる番組は、娯楽番組として構成にはお約束ごとがあり、またそれを意図してセルフパロディーを繰り返し、作り物としての型を確立してきました。1970年ごろから現在に至るまで、数多くの2時間ドラマが放送され続け、そこに描かれる非日常的な光景を視聴者はだんだんと視覚の経験として受容しています。
本展覧会では、この2時間ドラマに見られるあるシーンの構図や色、形を即興的に捉えて筆跡に置き換え、平面へと落とし込む試みを提示しています。物事の細かな意味が省かれた図像、そこに残った「それらしさ」の質量はいかばかりでしょうか?
繰り返し生産、消費される事物を対象に、それらに見られる色や形のパターンを分析、抽出し再編する、という過程を経て平面や写真作品を制作しています。モチーフは宗教絵画の主題から野外に落ちている雑誌まで、聖俗に関わらずニュートラルに扱います。対象から抜き出された「それらしさ」が、個々人の知覚体験の記憶を通してどのような像を結ぶのかを考えながら、見えている-見えていないの境界を少しずらすような仕掛けを作っています
舩戸彩子
舩戸彩子(ふなと・あやこ)略歴
1990年愛知県生まれ。2018年京都市立芸術大学大学院美術研究科 絵画専攻(油画) 修了。京都府在住。
個展 2022年「N-mark プレビューシリーズ 『見せかけのフェイクファー?!生き返った男と溶けた女たちが明滅に踊る夜。あしたの記憶を忘れたスニーカーのわけ』」(N-MARK 5G / 愛知)、2020年「茂みの中の雑誌について」(TAKU SOMETANI GALLERY / 東京)、2019年「どこでも、どこにも」(Gallery noivoi / 愛知)、「舩戸 彩子 展」(極小美術館 / 岐阜)。
主な展覧会 2021年「現代美術の作法2021」(極小美術館 / 岐阜)、「篠田守男と極小美術館の作家たち」(アートスペース羅針盤 / 東京)、2020年「ファン・デ・ナゴヤ2020 『ここに在るということ』」(名古屋市民ギャラリー矢田 / 愛知)など
1990年愛知県生まれ。2018年京都市立芸術大学大学院美術研究科 絵画専攻(油画) 修了。京都府在住。
個展 2022年「N-mark プレビューシリーズ 『見せかけのフェイクファー?!生き返った男と溶けた女たちが明滅に踊る夜。あしたの記憶を忘れたスニーカーのわけ』」(N-MARK 5G / 愛知)、2020年「茂みの中の雑誌について」(TAKU SOMETANI GALLERY / 東京)、2019年「どこでも、どこにも」(Gallery noivoi / 愛知)、「舩戸 彩子 展」(極小美術館 / 岐阜)。
主な展覧会 2021年「現代美術の作法2021」(極小美術館 / 岐阜)、「篠田守男と極小美術館の作家たち」(アートスペース羅針盤 / 東京)、2020年「ファン・デ・ナゴヤ2020 『ここに在るということ』」(名古屋市民ギャラリー矢田 / 愛知)など
《untitled》2022年
《untitled》2022年
左《雑誌(YJ)》2019年 右《雑誌(YC)》2019年
《茂みの中の雑誌(車庫)》2020年.
《茂みの中の雑誌(公園)》2020年
《瓶のある静物(または受胎告知)》2022年
《看板(黒・黄・白)》2019年
《看板(黒・黄・白)》2020年
会場
長者町コットンビル
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2丁目11−24