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OTNOTANI ART PROGRAM2016




岐阜県揖斐高原貝月スキー場で開催される野外音楽フェス「OTONOTANI 天」の会場内でアート作品を展開させます。「自然」「キャンプ」「音楽」といった、アートイベントでは得難い雰囲気の中、アーティストにとってもオーディエンスにとっても、未知なる出会いと可能性を創出します。

OTONOTANI ART PROGRAM2016
2016年10/1(土)-10/2(日)2DAYS開催!|岐阜県揖斐高原貝月スキー場
OPEN 10/1(土)12:00~ CLOSE 10/2(日)16:00
展示をご覧いただくには「OTONOTANI 天」のチケット購入が必要です。詳細は「OTONOTANI 天」公式サイトをご確認ください。
天候により予告なく展示が中止される場合がございます。

夏になると、多くのミュージシャンたちはこぞって大空の下、自然の中へとくりだして行きます。
この10年来、夏の風物詩として定着した感のある「夏フェス」、夏の野外音楽フェスティバルである。
夏の空へ吸い込まれていく音楽は、それを奏でるミュージシャンにも、聞き入る観客にも一時の白昼夢を体験させてくれます。
現代美術を主に観ている私たちは、そんな開放的で祝祭的な雰囲気をいつも羨ましく思っていました。
美術館やギャラリーなどで作品を発表しているアーティスト、狭いアトリエに籠もって作品制作に励んでいるアーティストにも、それが必要、可能なはずです。

私たちは常々、アートのジャンルを横断した展開の可能性を模索してきました。
音楽のファン、アートのファン、それぞれがもっているアンテナはカルチャーという意味において、同じ種類と言えるはずなのに、その両者がクロスオーバーできずにいるからです。
同じことがアーティストにも言えます。アートも音楽も生み出している人間はアーティストと呼ばれているのに、活動のフィールドには大きな隔たりがあると言えます。

アートと音楽は観客を共有することができます。アーティスト同士も互いに刺激し合うことができます。
今回、岐阜県揖斐高原貝月高原スキーリゾートで開催される音楽フェスティバル「OTONOTANI 天」において、アートプログラムを展開いたします。
大自然の中、音楽を主体としたイベントに、アートという血が注がれたとき、そこにはまだ経験したことのない出会いがきっと待っているはずです。


ARTIST

浅井雅弘 |ASAI MASAHIRO


1985年 愛知県生まれ
場所の目録 - index of site -(長者町宮本ビル、愛知、2016) あいちトリエンナーレ2013 (長者町会場、愛知、2013)アーツ・チャレンジ2013 (愛知芸術文化センター、愛知、2013)



鈴木優作 |YUSAKU SUZUKI


我々は生物の命を摂取しながら生きている。人はこの事を忘れがちである。命が宿っていた痕跡である骨を使って衣装を着てする活動を通し彼らと共に生き、生かされている。この事を思い返し、少しでも感謝の気持ちを持ってくれると

1991年 愛知県生まれ
「ファン・デ・ナゴヤ美術展2016」「新ナゴヤ島」(愛知、市民矢田ギャラリー、2016)「行為∞思考Ⅱ」(愛知、 N-mark B1 ギャラリー、2016)「亀崎せこみち展 2015」 (愛知、亀崎町内、2015)



竹田尚史+ 榊原由依 |HISASHI TAKEDA+YUI SAKAKIBARA


1976年 愛知県生まれ
あいちトリエンナーレ2013(愛知  2013)、ダブルフィクション( N-MARK B1 gallery 2013) 、美濃加茂アニュアル2015 (岐阜 美濃加茂市民ミュージアム 2015)


《double fiction》︎2014年

天竺(楊珪宋、設楽陸、植松ゆりか) |TENJIKU


2013年結成
「地獄のディスコ天竺-お経remix-」(N-markB1、名古屋、2015年)「仮想のコミュニティ・アジア黄金町バザール2014」(黄金町エリア、横浜市2014年) 「くうちゅう美術館」(名古屋テレビ塔、名古屋、2013年)



武藤勇 |ISAMU MUTO


1974年 愛知県生まれ
全自動土下座珈琲(OTONOTANI ART PROGRAM 2012、2012年)Flyng BBQ (OTONOTANI ART PROGRAM 2010、2010年)


全自動土下座珈琲 OTONOTANI ART PROGRAM 2012

MOBIUM


MOBIUM[mobile museum]は移動型バスミュージアム。
2005から、移動、場所性、環境情報を扱った移動型のメディアプロジェクトを展開してきました。
移動しながらバス内外でワークショップ、イベントを行なうなど、バス自体がコミュニケーションメディアとしての機能を持っています。
今年の7月に新車両にリニューアルしました。
今回はバスの中で音や光を出すものを作るワークショップを行いたいと思います。(各回所要時間90分程度/参加費1000円)

MOBIUM 10th Aniversary Tour(全国:山口情報芸術センター、信濃毎日新聞社新社屋、FabLab浜松、淡路島アートセンター、名古屋大学 ほか、2016年)MobLab 日独メディアキャンプ (全国:山口情報芸術センター、ICCインターコミュニケーションセンター、せんだいメディアテーク、松本市美術館、大阪万博公園 ほか、2005年)shoboshobo bus tour(全国:山口情報芸術センター、BEPPU PROJECT、super deluxe、京都国立近代美術館前、太宰府天満宮 ほか、2005年)