週刊「÷3」 TEXT by Maki Takemoto 竹本真紀 profile1976 青森県八戸市に看護婦の母とバンドマンの父の間に生まれる。 1992 1994 1999 2000 今後の予定 「ガチャポン・トンチキ・プロジェクト」東京都現代美術館 ギフト・オブ・ホープ展内 '01.1.20.2:00〜 new!'02.2 銀座小野画廊IIで個展開催 '01.7 柏寺島文化会館で個展開催 | 夕方近くに目が覚めて、慌てて重い体をよいしょ、と起こす。今日は夜からファミレスのバイト。準備をしてごはんを食べて出かける。バイト先までチャリで20分弱。チャリをとばしながら昨日の余韻にひたる。アルバイト中も客に怒られたり、理不尽なことを言われたりしながらも昨日のことを考えていた。 昨日は青い部屋のイベントに土佐さんと出演した。ゴージャラスの曲をYMOの曲にあわせて歌った。「I WANT YOU」といいながら振り付けは「Y.M.O」コスチュームはサンバイザーに白いポロシャツ、首から笛をさげていて手にはリストバンド。体育の日ってことで。楽器はテニスラケット。ラケットからは宇治野さんのラブアームの音が鳴るようになっている。ラケットの音のしかけは土佐さんの指示に従ってはんだづけをちまちまやって作った。ラケットにつけられた電池BOXのスイッチを押すと、四種類の音とともにラケットにつけられた電球が光る。電球つけは、アジアマンガサミットのイベントでヤスコーン&マサビッチオーケストラのロボット作りでへとへとになっているかなさんと當間君がやってくれた。(あ、ありがとう!!)イベントには戸川昌子さんや(青い部屋のオーナー)トーストガール率いるTHE東京タワーCバンド、ジョン(犬)などが出演。その中でも青い部屋プロデューサー兼専属歌手のソワレさん率いるちんどんブラス金魚がひときわ目をひいた。ソワレさんのCDをその場で購入。みている人を一気に引き込んでいく雰囲気作りというかなんとゆうか、これがプロフェッショナル!!というか、難しいなあ、とにかくすてき。イベントそのものはとても楽しくて戸川さんの愛の讃歌がきけたし、すごく充実した時間をすごせた。ここはまさに竜宮城。地下にあるそこは、地上にあがったとたんに現実に引き戻されてしまう場所で、現実の苦さを改めて強く感じてしまうのだが、すごく元気をもらった気がする。自分のLIVEにかんしては、とりあえず失敗はしなかった、という感じだ。自分がステージにいる自分をみることができないのでよかったのかなんなのかははっきりいってよくわからない。とりあえず一生懸命やったよ!という感じと楽しかった!という感じが残っている。土佐さんがステージにあがった途端、土佐モードがステージモードに切り替わる感じを隣で感じて、すごいな、と思った。 思えばリハーサルではじめて音合わせしたので、土佐さんのスイッチが切り替わる所はリハーサルで初めてみることになる。 今回ほとんどのことを土佐さんにまかせっきりな感じもしたが、ま、結果オーライってことで、楽しかったので、よしとする。わたしは今回のイベントに出ることでいろんなことを考えたし、刺激もあったのでなりゆきのような感じでもあったが、機会を与えてくれた土佐さんには感謝したい。
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