週刊「÷3」 TEXT by Maki Takemoto 竹本真紀 profile1976 青森県八戸市に看護婦の母とバンドマンの父の間に生まれる。 1992 1994 1999 2000 今後の予定 「ガチャポン・トンチキ・プロジェクト」東京都現代美術館 ギフト・オブ・ホープ展内 '01.1.20.2:00〜 new!'02.2 銀座小野画廊IIで個展開催 '01.7 柏寺島文化会館で個展開催 | 「まついはたのんだ」「政治に勝たなければいけないですね」「テニスルックみたかったです」などと言い残してパグと一緒に中ザワヒデキ氏がニューヨークへ発った。有能なテロリストがまた一人日本からいなくなる。中ザワさんには本当にお世話になった。といってもまたすぐ帰ってくるが。小さな精神面での配慮もあり、作品に対しての厳しい意見もあり、もちろんダジャレもありで、お互い一年後にはひとまわり大きくなっているぞ!と誓いあった。 九月の個展でわたしは今まで予定を次々こなすように作品を作っていたため、中身が薄くなっていたことに気づき、後戻りできるうちに初心にかえっておこうと思った。かといってじっくり時間をかけたからといってよいものができるかといえばそうでもないのだが。でもいろいろ考えたいお年頃なのだ。 展評013に奈良美智展と一緒に動脈拍展も載っていた。竹本真紀の名はないものの、ちょうどわたしの作品がよい位置で載っていたので購入。評も読む。ずいぶんと難しくかいてある。以前会田誠氏が作家がはなくそ置いただけでも難しくかかれる。と言っていたが、頭ではわかっていたが、実感する。そこまで考えてはいないだろうけど、そんなにあさはかでもないよ。というのが評を読んだ感想。 SKY DOORで城戸真亜子展をみる。半信半疑で入ってビックリ。作風がかわってる。さわやかな色彩。悪くはない。ご自身の知名度とは全く関係のない場所で自分の仕事はしっかりなされているのだな。作品は良かった!!ぐっときた!!というのはないが、城戸さんの仕事に対する姿勢に関心。食わずぎらいはよくないかも。 ギャラリー360゜でフルクサス40周年記念イベントをみる。フルクサスの再演で、再演者は簡単な指示語にそって演じる。シンプルで美しい表現に目が離せない。そのイベントの感想を述べよと言われても、言語で表現するとうさんくさい感じになりそうだ。そもそも美術って、言葉や説明のつかない第六感的な心の交流みたいなものだとわたしは思う。 うさぼん 11月18日発売。竹本2ページかいてるよん。 http://u_usabon.tripod.co.jp/
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