週刊「÷3」 TEXT by Maki Takemoto 竹本真紀 profile1976 青森県八戸市に看護婦の母とバンドマンの父の間に生まれる。 1992 1994 1999 2000 今後の予定 「ガチャポン・トンチキ・プロジェクト」東京都現代美術館 ギフト・オブ・ホープ展内 '01.1.20.2:00〜 new!'02.2 銀座小野画廊IIで個展開催 '01.7 柏寺島文化会館で個展開催 | 、、、なぜだろう。青い部屋に行った週に中古レコードバースデーに行くと越路吹雪が新入荷しているのはなぜだろう、、、。ついこの間ビートルズのホワイトアルバムを買ったばかりなのに、越路吹雪をレジまで持って行ってしまうオレ。ついでにずっと気になってた曲、「Desperado」の入ったカーペンターズのアルバムも購入。「Desperado」はイーグルスが原曲らしいが、イーグルス、リンダロンシュタット、カーペンターズと聴き比べて、カーペンターズに決定。よく来店している中学校の先生をしている方がその日も来店していて、持参したジョンレノンの日本語お勉強帳をみせていただく。ジョンレノンのドローイングがかわいくて笑える。中でも「わび」「さび」のページが傑作。その中にかかれていた「知っている人は話したがらない。知らない人は話したがる」という言葉がぐっとくる。 今週は風邪でダウン。そーいやしばらく休んでなかった。あまりの顔色の悪さにドラッグ中毒のウワサも。しかしながら世の中は容赦ないもんで、今年はバイト先で年越しのよう。作品に没頭したくてもできないジレンマの連続。アセルナ。のメール。地球とかオブジェを消せとか、どっかできいたようなメールも、わたしの創作意欲を促進しているのか抑制しているのかもわからないまま、とりあえずすべてを風邪のせいにしてよく寝ることだけに集中。一方では、開こうとする力とまた一方では閉じようとする傾向と。自分の中ではどっちもありで、ただその中で自分が果たしてよいバランス感覚を保っていけるのか?という不安もあり、そんな不安をもつ暇あるなら動け!と根拠のない自信を持つ自分もあり。結局は風邪のせいにして寝る。 夢は有能なテロリスト。必殺技はポカポカパンチ。敵は誰でもない自分自身。対人恐怖なボクも世の中で一番つきあいづらいのは誰でもない自分自身だと気がついてはいる。美術のばかやろ!と絶望しても美術しかできない自分もいて、それこそ、「もの苦おしき円舞曲」がずっと頭の中で流れている。でも事の全てを鬱のせいにするにわか鬱病者のようにずるくもないし、弱くもないぞ。それは、自分の手の中に持っているものがたくさんあるから。 、、、金はないが。とりあえず、青い森の特派員としては、はやての八戸までの開通を喜ばずにはいられない でしょ。一方ではあの素朴な八戸駅が立派になったさみしさもあるけど。はやて開通おめでとう!! 風邪に気をつけましょう。 週刊÷3毎週水曜更新。
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