週刊「÷3」 TEXT by Maki Takemoto 竹本真紀 profile1976 青森県八戸市に看護婦の母とバンドマンの父の間に生まれる。 1992 1994 1999 2000 今後の予定 「ガチャポン・トンチキ・プロジェクト」東京都現代美術館 ギフト・オブ・ホープ展内 '01.1.20.2:00〜 new!'02.2 銀座小野画廊IIで個展開催 '01.7 柏寺島文化会館で個展開催 | 非常にこころが空しい。 ノックアウトマウスの練習でがつんと言われる。 自分があまりにもふがいなく、情けない。 特に本当に人間として基本的で、自分が一番大切にしてきたはずだった、挨拶をするという行為をすっかりおろそかにしていていることも気が付いた。 というか、挨拶をおろそかにしている社会になりつつあるのかとさえ思っていた。 なぜなら職場で挨拶しても返してくれないということが多かったからだ。 他の業者に挨拶して、「あの業者むかつくから挨拶しなくて良い」といわれることもあった。 遅刻して「申し訳ありません」といってもどうでもいい様子。仕事を早く覚えようと思って早くいってもあたりまえのように遅刻してきた人に仕事を横取りさ れた。 電車が遅れたので遅延届けをもらって上司にわたすと「いらない」といわれる。 どこかの美術館へ行って学芸員に挨拶すると、ふん。といった感じで挨拶が返ってこない。 しまいには後から入ってきた同僚にあたしに挨拶がないじゃないの。無礼者。という生物まで現れる。 こんな中でこの場所では挨拶なしで過ごせても、よそへ行ったら必ず恥ずかしい思いをする。といって挨拶をすることにこだわってきたはずだったのに、私も その中でいつのまにか挨拶をすることにためらいをもつようになってしまっていたらしい。 心の中で「遅れてごめんなさい」とか「この間は休んでしまってごめんなさい。」と言って言ったつもりになってしまっていたらしい。 一見ささいな「挨拶」で私は知らないうちにすっかり信頼を失っていた。 しかし大きなもやの原因がはっきり解明されたので、それをすぐに改善すればよい。 はっきりいって、誰が見てもわたしがノックアウトマウスの足をひっぱっている状態なのでとにかく講演まで努力するしかない。 絶対最後までやりぬいてやる。 これをクリアできればなんだってできそうな気さえするのです。 チームで物を作るということで一人で作っているときには自分の中で無視してもできちゃうことが無視できない状况になる。 プラス思考でないとみんなに迷惑がかかる。 バレーボールの試合よりももっとシビアなお話。 絶対に試合に負けてはならないことと、お客さまがお金を払って見にくるということ。 とりあえず一番に言える事、あいさつは大事です。
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