週刊「÷3」 TEXT by Maki Takemoto 竹本真紀 profile1976 青森県八戸市に看護婦の母とバンドマンの父の間に生まれる。 1992 1994 1999 2000 | 2、3か月ずっと休みがなかったので、ぼ〜っとっしていました。久しぶりにプライベートで美術館へ行ってまいりました。国立近代美術館の草間彌生展に行ってまいりました。 あいかわらずの草間ワールドにすっかりやられっぱなしですが、中には見たことのない作品もいくつかあって、充実していました。 全く美術とは関係のない話ですが、父親のバンド仲間のおじさんの経営していた飲食店が店を閉めました。 わたしにとっては思い出の場所で、保育園に行っていなかったころ遊び相手がいなくて、そこの1つ上の娘さんとしょっちゅう遊んでいた思い出があります。わたしは小さい頃本当にコミュニケーションをとるのが下手な子で、小さい頃誰かと遊んだことを思い出すと、なにがあったというわけではありませんが、(覚えていないだけなのですが)いや〜な感じを受け取ることがあります。その娘さんも良い人で、お家は離れているのですが、高校が一緒になり、その後大学が一緒になり、学生寮まで一緒だったりと、くされ縁が続くわけですが、子供の頃のイヤな感じというのは、やはりわたしにいじめられてたとか、そういうことを後で言われた気がします。母親にきいたことがあるのですが、わたしは友達の作り方がわからずに突然ポカっとなぐったり、首を締めたりして他の子のお母さんに怒られていたらしいです。 ま、それはさておき、そのお店というのは、埼玉のいとこが家に遊びに来た時やわたしの誕生日にみんなが集まる場所でもありました。埼玉のおじさんは、父親の弟で、バンドのヴォーカルをしていました。父親たちは、音楽の話に花を咲かせ、わたしたちは焼き肉を食べるか、置いてあるマンガを読みあさっているか、猫をいじっているかで、まったりとしていました。 最近になってからは実家に帰ったときに父親が連れていってくれて、定食を食べにいっていましたが、おじさんも年をとっていて、父親も年をとってきて、それでもまだ音楽の話を子供みたいにしていました。そのお店がついに閉店になってしまいました。前からお店を閉めるかもと言っていたので、ショックはないのですが、わたしのお家の家族が全員集まるということが不可能になってから、特にショックなことというのはないのですが、父親は「1つの時代が終わったのかな…。」なんて思いにふけっていました。しかしたまにまたバンドやるんだ!なんて言っているので、わたしはぜひ実現してほしいと思いました。
@お手伝いしてます。
*2004年11月15日(月)19時より平田俊子による松井茂セレブレーション
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