週刊「÷3」 TEXT by Maki Takemoto 竹本真紀 profile1976 青森県八戸市に看護婦の母とバンドマンの父の間に生まれる。 1992 1994 1999 2000 | 3月9日はサンキューアートの日!ということで、RICE+でのイベントに参加しました。イベントというのは作家が作品を持ち寄り、それをオークションにかけるというもの。その売上のうちの何%かは津波の被害者の方たちへの寄付金になります。オークションにかかる前に即売も可で、わたしの作品は展示してすぐに売れました。現代美術製作所の曾我さんが買ってくれたそうです。売れたという報告をきいてまた次の作品を届けにいくと、オーナーの嘉藤さんしかいませんでした。「ちょっとお留守番してて。」と、加藤さんはお買い物へ。その間RICE+で一人ぼっちに、、、。他の作品もひとつずつみて待つことにしました。わたしはよくお留守番させられることが多くて、資生堂ギャラリーでもみなさんがお昼へ行っている間にお留守番していたこともありました。 他の作品の中に松本力さんの作品がありました。松本さんは3月9日にわたしが作品を置いて帰ったあとにいらっしゃったらしいです。松本さんは今駒沢公園で壁画を制作中で、そのドキュメントを本にしたものを出していました。松本さんとは先日美学校での「お別れ会」でお会いしたばかりです。÷3にも書きましたが、トンチキメンバーの一人が亡くなってそのお別れ会があったのです。そこに遅れて松本さんが一本のビデオを持って登場しました。そのビデオとは亡くなった彼女が制作した壁画が延々と記録されているビデオでした。何年か前のさかいれいしうさんのライブで会った彼女が「もう取り壊される友達のアパートに壁画かいたからみにきて!」とわたしにビラをくれたのを覚えてます。わたしは結局見に行けなかったのか、見に行かなかったのかはわからないけれど、そのまま彼女の言葉を無視する形になってしまいました。その壁画に松本さんが興味を示してビデオに撮影していたわけです。美学校に集まった人たちは彼女の死に対してあーでもないこーでもないと話しをしていましたが、このビデオだけは見届けなければならないと思い、かなり長いビデオでしたが(松本さんの壁画への執着ぶりもよくわかります。)静かに眺めていました。その松本さんも壁画を制作しているということでできあがったら見に行きたいです。 さて、オークション当日、予備の絵がまた売れました。現代美術製作所でオープニングがあるたびにすばらしいお料理を提供してくれるTAROさんが買ってくれました。しかもそのあと焼きうどんまで作ってくれました。ボロボロになりながらも個展はつぶすわけにはいきません!個展また始まりました @東京都西荻窪のニヒル牛で、記憶処理研究所、クライアントの未処理記憶サンプルを100円で販売中! その他、カンバッチ、ポストカードも販売中です! @前橋アートコンペ“ライブ”入賞作品展 2005年3月12日(土)〜3月27日(日) 水曜日休館 ミニギャラリー千代田 371-0022 群馬県前橋市千代田町2ー8ー12 @個展 ギャラリー小野 京橋 (小野画廊の新スペースです。藍画廊の通り) 104ー0031 東京都中央区京橋3ー5ー4森ビル1F 2005年3月14日〜3月19日 11:30~19:00(最終日16:00まで) @東京青山のGallery ART SPACEでおもしろい4人展します。 「TALKING BODY」 2005年4月5日(火)〜10日(日) 12:00〜19:00(日曜〜17:00) 相原康宏、竹本真紀、徳永修子、ぶりお @個展 2005年4月13日(水)〜4月18日(月) 11:00〜20:00 Studio Zone (高円寺) @個展 6月頃東川口のKEN Art Gallery RICE+での展示の様子。 | |
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