週刊「÷3」 TEXT by Maki Takemoto 竹本真紀 profile1976 青森県八戸市に看護婦の母とバンドマンの父の間に生まれる。 1992 1994 1999 2000 | 最近めっきりお酒が弱くなってしまったらしく、記憶をなくしてしまい、気がついたら群馬県よりの埼玉県にいました。常磐線でなく、高崎線に乗ってしまったらしいです。気持ち悪くなって途中で降りたのがさいわいで、そのまま乗っていたら一体どこまでいってしまっていたのやら。しかし、1時間以上は電車に乗っていたようで、戻る電車もなくなってしまいました。柏に帰るにはタクシーで3万はかかるよ、と駅員さんに言われて、とりあえず、千葉方面に向かって歩き始めました。 駅周辺はコンビニもホテルもなにもなく、とにかく歩き続けました。街灯がぽつぽつあるだけで、車も人も通りません。見渡す限りの畑とたんぼで、家も何十メーターおきに一軒建ってると言う感じでした。いくら歩いてもお店らしきものが全く出てきません。お水を持っていたのでそれを少しずつ飲みながら歩きました。 どこに向かっているのかもわからず、ただひたすら歩きました。本当に見渡す限りなにもないので、大声で歌っても平気です。くじけそうになると道道に道祖神が立っていて、松尾芭蕉のような気持ちになりながらせっせと歩きました。 3時間ほど歩いたら、やっとコンビニが出てきました。店員のお兄さんにこの辺で一番近いJRの駅はどこかと尋ねると、わたしが歩いて来た駅のことを言いました。ほかに駅はないのかと尋ねると、どうやら東武線が近くに通っているようでした。でも、歩いて1時間はかかりますよ。とのこと。でも、そのころには始発だよね。と言いながら、コンビニでお水と、チョコレートと、魔女っ子シリーズの フィギュアを買って、(ちなみにマジカルエミの舞ちゃんがあたりました。)また歩き始めました。店員さんにきいた1本前の道というのは、とても遠かったです。田舎の感覚ってすごい。しかし、歩きながらいろんなものを見ることができました。地方のパブリックアート、あひるの大群。ああ、こんな大きい倉庫借りれたら思いっきり制作できるな。とか。いろんなイメージがわきました。 駅に近付くにつれてやっとお店がぽつぽつと見え始めました。昼間に来たらもっと楽しそうな場所でした。 駅に着いたらまだ駅はあいていなかったのですが、止まっているエスカレーターをとんとん登って、携帯のあかりで時刻表をみました。まだ始発まで1時間はあったので、その辺に座り、うとうとしていると、鳥がさえずって駅の中を飛び回っていました。ちょっとした夜中の小旅行。マイナスイオン受けまくりでした。 @東京都西荻窪のニヒル牛で、記憶処理研究所、クライアントの未処理記憶サンプルを100円で販売中! その他、カンバッチ、ポストカードも販売中です! @個展 2005年4月13日(水)〜4月18日(月) 11:00〜20:00 Studio Zone (高円寺) @わたしの妹、竹本由香が地元八戸で展覧会をします。わたしも出すかもです。 「22感謝祭〓」 〓場所〓NHK八戸支局内1階ハナミズキホール(青森県八戸市堤町4-7) 〓日時〓 4/22(金)13:00〜17:00 23(土)10:00〜17:00 24(日)10:00〜14:00 〓内容〓 *ポストカード展 テーマ「ありがとう」 (友人、知人、恩人等から募集した作品を交えて展示〓) *たけもとゆか作品展 *ゲスト作品展 趣きある楽しい作品展をめざしてます! @個展 2005年4月25日(月)〜4月30日(土) 11:30〜19:00(最終日16時まで) 銀座小野画廊 自宅用「うま」を作成しておもいっきりお庭で作業できますよ! お庭でパーティもできそうね。 | |
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