週刊「÷3」 TEXT by Maki Takemoto 竹本真紀 profile1976 青森県八戸市に看護婦の母とバンドマンの父の間に生まれる。 1992 1994 1999 2000 | 「下妻物語」をみた。 土屋アンナちゃん目当てだったのだが、かなりおもしろかった。 たけもとのばら氏の本は何冊か読んだが後味の良いものがあまりなかった。 きらいではないのだが、好きでもないという感じだった。 映像化された作品は別のものもみたが、かなりかわいい。 下妻物語はかなり良い話だった。 柏に住んでいて茨城にもなじみがあった。 アンナちゃん演じるいちごちゃんが「自分を変えなきゃならないならガキのまんまでいいよ!」 という場面があるが妙に心にしみた。 続いて北野武の「Dolls」をみた。 映像がかなりきれいだ。 かなり病的なまでも純粋でまっすぐな人たちの物語だが、こんな映画を作ってしまう北野武はすごいと思った。 純粋でまっすぐであるために傷付くことも多くていつも壁にぶちあたってしまう。 それでも自分の信念を曲げずに走ってきた。 でもそのままでは子供すぎてしまうこともある。 社会の中で生き抜いていくために徐々に純粋さを失って行く人を子供ながらに悲しく感じていた。 その知らず知らずに流れて忘れ去ってしまうことを嫌がる人がいた。 その流れていくなか、お互いが見えるか見えないかの立ち位置で信頼しあっていた彼女がいなくなってからもう早いもので一年が経とうとしている。 わたしも常に彼女のところへ行ってしまいそうな感覚に落ち入ることがある。 純粋で神経が研ぎすまされているからなのか、他とのコミュニケーションがうまくとれないことがある。 その感覚をもったまま大人になってしまった人に会った。わたしと同じ手相を持っていた。 ある人がわたしのことを子供だといつも叱咤する。 感じないで済むのならばそのような人になれれば楽かもしれない。 わたしはいちごちゃんと同じような言葉を吐いた。 そして言った。「だからわたしは作品を作ることができる。」 作品を作ることがわたしの前向きな行為である。 それで食べる、食べない、努力するとかしないとかではない。 小さいときから好きだった。とかそういう問題でない。 作らないと生きられないのだ。 目標のためだけに作品を作っているのではない。 義務ではない。 作らなくてよい人は無理に作らなくてよいと思う。 「時間がなくて作れない。」という人は作らなくてよいと思う。 わたしにとって作品を作ることは呼吸することと同じである。 作らなくなったときは死ぬときだ。 わたしは生きるから作る。 @トリエンナーレのキュレーター山野さんとのプロジェクトが始動!! 北仲WHITEの山野さんのお部屋で4月から二人展です! 2006年4月11日(火)〜4月30日(日)11:00〜18:00月曜日休み 横浜市桜木町北仲WHITE301 浜竹・竹本展(竹竹展) @あおぞらDEアート出品 2006年5月7日(日)11:00〜16:00(雨天時は14日) 銀座泰明小学校校庭 @竹本真紀トークショー決定!! 2006年5月21日(日) 受付12:00~ランチ12:30~トーク13:00~ ランチ付き¥3500 ゲスト 土屋朱帆さん(ソプラノ歌手)童謡を歌う。作品展示あり 横浜市桜木町 うまやの食卓http://www.umaya.com/ @竹本真紀個展 2006年6月26日(月)〜7月1日(土)12:00~19:30(最終日17:30) exhibit Live&Moris http://artlive.cool.ne.jp @ブログ「記憶処理研究所」始めました!リンク自由です! http://makimo.cocolog-nifty.com/ukai/ ホームページも復活準備中! @http://www.kitanaka.jp/tenant/list.html 北仲BRICKのE☆スタジオのホームページも見てね! @荻窪のニヒル牛にも作品あるよ! http://members3.jcom.home.ne.jp/nihirugyu1/ @銀座のLive&Morisにも作品あるよ! http://artlive.cool.ne.jp/ex_next.html @埼玉の川口市KEN Art Galleryにも作品あるよ! http://www9.ocn.ne.jp/~kenart/ ギャラリーの斜め向かいの焼き肉屋高句麗の女子トイレにも作品があります! | |
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