週刊「÷3」 TEXT by Maki Takemoto 竹本真紀 profile1976 青森県八戸市に看護婦の母とバンドマンの父の間に生まれる。 1992 1994 1999 2000 | プラス思考すぎて、マイナスなものへの潔癖がひどいことがある。 できればマイナスもプラスもなく、常に平でマイナスが来てもプラスが来ても、わたしはわたし。というのが良い。 長年どちらかというと真面目なA型なのでマイナス思考の傾向だった。 まじめな人ほどマイナス思考になりがちだという。 みんなの前ではプラスなことばかり言っていたし、最悪な状態をどんでん返しして周囲を驚かすことも好きだった。 しかしひとりになると自分を責めてばかりいた。 そんな自分が嫌で近年プラス思考で行くぞ!と思ってプラス思考になっていったが、プラス思考すぎて落ちたときの衝撃が何倍も大きかった。 みょうにプラス思考でなければならない。という自分へのプレッシャーもあったりで、プラス思考すぎるのもあまりよくないことがわかった。 ブックオフで「積極人間は早死にする」という本を100円で買った。 なんとかなるさ〜と、流れに身をまかせるのが良いらしい。 「家宝は寝て待て」のように頑張りすぎるのはよくないらしい。 実際リラックス重視にしていったらな〜んかいい感じ。 しかしそれを邪魔する人たちがいる。 年配の方が多いかな。スポ根を強要してくる人たち。「寝ないで絵をかけ!」とか「孤独になれ!」とか。 大人は言葉のあやで言っていたことも若い頃のわたしは真に受けて一週間も誰にも会わずに絵を描き続けて原因不明でたおれたことがあった。 三日点滴したがなおらなくて、友達と遊びに行ったら治った。 応援してくれるのはいいが、熱心になられすぎると本当につらい。 わたしを作品制作だけにしばりつけようとするのだ。 中学の美術の先生がそうだった。他の委員会活動している途中でもわたしを引っぱり、「絵さえ描いてればいい。」と連れて行かれた。 大学のとき、寺山修司の舞台が復活したので見に行った。「いろんなものを見なくてよいから画面と向き合え。」と叱られた。 今ではもっとフットワークが軽くて動きまわっていたら、「もっと考えて動きなさい。あの人と関わってもしょうがない。」 などと言われる。 残念ながら竹本家では「勉強しろ」と言われたことはない。 逆に夜中まで勉強していると「早く寝なさい。」と言われた。 竹本家は健康第一。うるさく言わなくても勝手にやるでしょ。という感じなのだ。 むしろ、一つのことだけでなく、いろんなことをしていないと充実しない人だというのも承知の上だ。 信用してもらっていることを改めて感じた。 だからいろんなところに顔を出していても竹本真紀は朱に染まらない。ということを知らない人は見ていて不安でしょうがないらしい。 先日亡くなった村上先生は「美術を勉強しても美術はできない。」とおっしゃった。 高校三年の担任は「大学に合格したければたくさん遊べ」と言った。 水木しげるは早寝早起きでご飯をしっかり食べるらしい。 わたしはスポ根の人がうまくいってるところを見たことがない。 「書を捨てよ。街へ出よ。」も通ずるところがあるだろうか。 楽しいのが一番! @竹本真紀個展 2006年6月26日(月)〜7月1日(土)12:00~19:30(最終日17:30) exhibit Live&Moris <"http://artlive.cool.ne.jp">http://artlive.cool.ne.jp @ブログ「記憶処理研究所」始めました!リンク自由です! http://makimo.cocolog-nifty.com/ukai/ ホームページも復活準備中! @http://www.kitanaka.jp/tenant/list.html 北仲BRICKのE☆スタジオのホームページも見てね! @荻窪のニヒル牛にも作品あるよ! http://members3.jcom.home.ne.jp/nihirugyu1/ @埼玉の川口市KEN Art Galleryにも作品あるよ! http://www9.ocn.ne.jp/~kenart/ ギャラリーの斜め向かいの焼き肉屋高句麗の女子トイレにも作品があります! @八戸市グラスムーンにも作品があります。 @ZAIMでの放送が見れるとか? http://www.portside-station.net | |
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