週刊「÷3」 TEXT by Maki Takemoto 竹本真紀 profile1976 青森県八戸市に看護婦の母とバンドマンの父の間に生まれる。 1992 1994 1999 2000 | 横浜市のもと関東財務省、労働省跡地(築1928年)のZAIMをクリエイティブなことに使おうということで、本館は建築事務所、アーティストのアトリエなどになりました。 別館はイベントスペースです。 横浜トリエンナーレのときにアーティストやスタッフの基地になっていました。 1Fは今青森県弘前市で奈良さんとイベントをしているgrafのカフェでした。 今はZAIMカフェに改装されて、にぎわっています。 目の前は横浜スタジアムと中華街。 観光スポットですね。 わたしは本館の4階に「MA」というグループで入居することになりました。 「MA」は美術ジャーナリストの村田真さん、横浜トリエンナーレのキュレーター山野真悟さん、そして美術家竹本真紀で構成されています。 特に三人で何かしようということは今の所なく、三人でシェアしよっかみたいなノリで始まりました。 「MA」は村田真さんが名付け親。三人とも「真」の字が入るでしょ。 しかもこわいことに最近三人とも10月生まれの天秤座であることがわかりました。 お二人はまだ桜木町の北仲WHITEに入居中のため、わたしだけ先に入居しています。 わたしの向かいのお部屋になるところには、岸健太さんの建築設計事務所とキュレーターの原万希子さんがお引っ越しの予定。 実は、健太さんと原さんとは一緒に三陽というぎょうざやさんに行ったことがあります。 原さんにはずっとお世話になっていて、studiozoneの個展も原さんのおかげで実現したものです。 偶然お隣さんになるということでした。壁はさんでお隣は「DARKROOM」という写真現像スタジオです。 暗室のレンタルもしているということで、大学の集中講義ぶりに写真を現像してみようかと思っています。 山野真悟事務所は単なる事務所ではなく、横浜トリエンナーレに関わったスタッフなどの基地にもしようというもくろみもあるようです。 せっかく関わったのに終わったあとにぷっつりと線がきれてしまうことってよくありますよね。 その線をなんとかつないでまた新しいことにつなげていければよいです。 前回のトリエンナーレのそういう場所が、谷中のHIGUREです。 わたしはHIGUREのもととなった東京スタデオで働いていましたが、HIGUREには思う所があってほとんど行きませんでした。 しかし、今になってからHIGUREを作った小沢洋一郎氏との関わりがでてきました。 妻有のナウウィンの作品設置のための道具を貸してもらったり、山野さんの事務所を訪れたりで、「いろいろあったけどよろしく。」とまた握手をかわすことになったのでした。 原さんや健太さんも小沢さんとは親交深い人たちです。 ZAIMの4階から何かおもしろいことが発生するのではないかと、今からわくわくしています。 | |
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