週刊「÷3」 TEXT by Maki Takemoto 竹本真紀 profile1976 青森県八戸市に看護婦の母とバンドマンの父の間に生まれる。 1992 1994 1999 2000 | MAのスペースもなかなか落ちついてきています。 11月25日からは山野真悟事務所に安部泰輔さんも来ます。 わたしは最近ZAIMの方にはそんなに行けていませんが、そんなに来ないのかな?と思っていた村田さんも直々来ていて制作しています。 作家デビューは結構本気なんですね。 ネットで検索したら、「三人の真からとってMAらしい。コメントしづらい。」というものを見つけました。 まあ、そんなにひねりはないことは確かですね。 ZAIMのホームページには「真」と「間」をかけています。というようなことも書いてありました。 最初は「山野真悟事務所」か、山野さんが福岡でやっている「ギャラリーアートリエ横浜」みたいな形にしようかなんて話がありました。 しかし、山野真悟事務所という印象を消したかったのと、おのおの独立した三人の集まったスペースであるという印象をつけたかったので、なんでもよいから 別の名前がよいとは提案したような気がします。 そうしたら村田さんから「MA」という名前が来たので「い〜んじゃない?」という感じで決まったのです。 なんとなく「い〜んじゃない?」という形で何でも決まってしまっているこのスペース。 しかし、譲れないところは譲れない。ということをお互いよく分かってもいるので「い〜んじゃない?」もよく作用してくるかも。 今月末には山野さんも来て、MAで三人初対面です。 せっかくだから単なるシェアじゃなくておもしろいことができるといいんですが。 同じフロアのフランシス真悟さんと作家姿勢についていろいろと話しました。 愚痴のつもりはないけど、多少愚痴っぽくなってしまったかな? お金にしていくことを考えないと作品も向上していかないことと、「こうしたら売れるよ」というアドバイスとの葛藤のようなお話をしました。 美術業者で何年か働いていて、発注芸術にほとんど関わってきたわけですが、自分で方法や材料を開拓していくことを作家なんだから努力しなきゃ。という真 悟さんはある意味職人だなあ。と思いました。 発表の回数や人との関わりが増えるほど、いろんな意見やアドバイスをいただくわけですが、それを素直に受け止めてトライしてみる気持ちと、自分の意志を 通す部分と両方を持ち合わせていなければなりません。 そんな中で真悟さんは必ず机に座って自分が何をしているのか、何をするのかを文章にして書く時間を持つようにしているそうです。 | |
N-mark.com Copyright 2000.N-mark.com,All rights reserved. |