週刊「÷3」 TEXT by Maki Takemoto 竹本真紀 profile1976 青森県八戸市に看護婦の母とバンドマンの父の間に生まれる。 1992 1994 1999 2000 | 横浜の桜木町駅近くのちぇるる野毛というビルの中にダイエー系スーパーがあったのですが、撤退し、そのスペースを壁で覆っていたのですが、そこの壁を使ってもよいということで、1Fは作品展示、2Fは壁画を制作していました。 いろんなアーティストに使ってもらいたくて何人か声をかけたのですが結局タイミングが合わず、1Fはわたしの作品展示のみで、2FはZAIMで同じスペースをシェアしている村田真さんと共同で壁画を制作することになりました。 2月頃から始めて、ちょっとずつかいてなんとなく完成したのですが、もう次のテナントが入る工事にとりかかるということで、壁画はなくなってしまうのでした。 ただ、せっかくの壁画ですが、日中は向かいの洋服屋さんの服の陳列でほとんど隠れてしまいます。 本人たちが洋服屋さんが閉店したあとに制作しているので、仕方がないといえば仕方がないのですが、せっかくの壁画なのだから壁画をうまく利用した陳列の形もあるのではないかと思いました。 洋服屋さんのおばさんも壁が明るくなって良かったわ。と言っていましたが、極度のネコアレルギーらしく、ネコの絵に触っただけでもかぶれるらしいのです。 そのために絵に描いたネコの絵をどうしても遮る形で洋服を陳列しているのでした。 村田さんの壁画はラスコーの壁画をモチーフにかかれたものです。 そこになぜかバンビが混ざっていたりします。 村田さんはきちんとスケッチブックに下がきをしてきて、壁にも下がきをしてスプレーでかいていましたが、わたしはその場で思い付いたまま自由にかいていきました。 thinkingpaintingシリーズを最初にかき、その吹き出しの中に様々なイメージが入りこんでいるようにかきました。 かいている途中、子供がよく通ったので、なんとなく子供が楽しくなるようなイメージでかきはじめました。 わたしはきちんと聖書を読んだことはありませんんが、キリスト教的な、哲学的なイメージもなんとなく入れました。 ある方はブログで、「この壁画は設計図だ。」と書いていました。 作曲家の玲玲さんはメールで「レシピのようなもの」と感想を送ってくださいました。 「この壁画のあと、どのように作品が展開していくのか楽しみ。」ともかいてくださいました。 せっかく壁を自由に使ってもよいということでしたが、なかなかここに赴くことができずに、不完全燃焼になってしまいましたが、なんとなくいろんな方に見てもらう機会にはなったのではないかと思います。 @ちぇるる野毛http://cherurunoge.com/map.htm @竹本真紀ブログ記憶処理研究所ちょっと整理しました。 こちらも合わせてご利用ください。 http://makimo.cocolog-nifty.com/ @ニヒル牛にグッズおいてます http://members3.jcom.home.ne.jp/nihirugyu1/kaisou2/nihirutoha.html | |
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