週刊「÷3」 TEXT by Maki Takemoto 竹本真紀 profile1976 青森県八戸市に看護婦の母とバンドマンの父の間に生まれる。 1992 1994 1999 2000 | 東横線桜木町駅跡地の仕事がスタートした。 とりあえず、中古だが、オフィス用具の搬入や、最低限必要なもの(洗剤、掃除用具など)の買い出しから始まった。 メンバーはわたしと、トンチキの同級生で山野事務所のお留守番たじと、赤煉瓦倉庫で舞台やLIVEのPAを勤めるJSSという会社とで運営していくことになった。 といっても、横浜市文化財団がいろんなことの決定権を持っている。 まだ、パソコンが入るまで時間があるため、細かいことを相談したり、掃除したり、必要ない壁を取り払って改造したりしているところだ。 JSSの方は機材のチェックと整理などを行っている。 たじは大工仕事だ。 わたしは書記とか、雑用をしている。 今後、ほとんど常駐しているのは竹本ということになる。 9月からが本格的オープンで、ダンスや音楽のイベントがすでに何件か入っている。 展覧会の場所としては、まだまだ使い勝手が悪いので、仮設壁などをたじが作っていく予定。 自分たちの自主企画も年間に何件かある。 芸術、文化に力を入れている横浜市であるが、まだまだ、やりにくい点というのはある。 役所がやっていることだから仕方がないが、やはりどこか固い、不自由な面がある。 そういうことのすきまをぬっておもしろいことができればよいと思う。 また、横浜市からプロのアーティストを発掘していきたいということだが、そのためには、今の試みでは足りないような気がしている。 はっきり言って、若手に支援とか言いながら、ちょっと名前が出ていて、多少売れている人に助成金が支払われているような気がする。 結局は集客できる人、外部とのつながりを持っている人に援助が出ている。 また、イベント事は多いがその単発だけで、アーティストはくえるようにはならないと思う。 アーティストをプロにと言いながら、アーティストフィーの価地観があまりないように思う。 なんかいまいちすかすかのような気がしてならない。 作品を売る機会というのがあまりにも少ない気がする。 ただ、場所だけ提供してプロを育てるといい、市のお金を使っている関係上、アーティスト半ばサービスで市民の役に立つことを何かしなければならなかったりもする。 行政が理解を持っているというだけでも横浜市は合格だが、アーティストがくっていける環境というのは、やはり、作品が売れることではないだろうか。 行政の持ち物だから、非営利のイベントが要求されるが、アーティスト支援が逆にアーティストの首をしめることにもなっていないだろうか。 ZAIM入って一年になるが、何かあるのかもと、ここにおぶさっているよりは、表に出て一から出なおしてみようと思っている。 @竹本真紀ブログ記憶処理研究所ちょっと整理しました。 こちらも合わせてご利用ください。 http://makimo.cocolog-nifty.com/ @ニヒル牛にグッズおいてます 夏の新製品Tシャツを販売しています。 http://members3.jcom.home.ne.jp/nihirugyu1/kaisou2/nihirutoha.html @竹本真紀インタビューが放映されています。 http://www.tvk-bb.tv/art-channel/artistfile/2007/06/post_7.html | |
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