週刊「÷3」 TEXT by Maki Takemoto 竹本真紀 profile1976 青森県八戸市に看護婦の母とバンドマンの父の間に生まれる。 1992 1994 1999 2000 | 絶対に間に合わない!!と思っていた、旧東横線桜木町駅、創造空間9001が奇跡的にオープンしました。 会場の設計、デザインは日本を訪れていたスペイン人の女性建築家メルセさんと、ZAIMでお隣に事務所を構える岸健太さんです。 スペースの欠点もうまく利用した大胆なデザインには驚かされましたが、オープンにふさわしいかっこいい展示になりました。 いろんな人の協力で、無事、オープンできました。 場所がら、ひっきりなしに人が出入りしています。 華やかなみなとみらい方面と違って、浮浪者や、マナーの悪い人が目につく場所なので心配していましたが、今の所、まだ数えるほどしかそのようなことに遭遇していません。 廃墟になってしまっていたもと駅を、なつかしんで訪れる方も多くみられます。 シンプルなスペースだからこそ、おもしろいこともできると思います。 かえって、消防法で制限があってよかったのかもしれないと思いました。 ここに、自分がほとんど常駐することになります。 施工も自分たちでやることが多くなるので、「ここで何かしてください。」というよりも、「一緒におもしろいことやりましょう。」という言い方ができます。 まだ、なにが起こるかわかりませんが、ここでおもしろいことができればよいと思います。 さて、その一方、美術家竹本真紀はといいますと、横浜市の日ノ出町という街の創業50年の洋食屋さん「ミツワグリル」のシャッターに絵をかくことになりました。 そして、また個展をします。 場所は京橋です。 詳細が決まりましたらまた告知します。 イベントとか、プロジェクトとか、企画とか、そんな仕事が多かったこの頃ですが、美術家竹本真紀のことを気にかけている方はありがたいことにいらっしゃったわけです。 実は意地を張ってまいりましたが、個展ありきの自分でしたので、個展をしていなかった自分は何に目標を置いたらよいのか、路頭に迷いながらもがむしゃらに、作ってさえいれば答えが見つかると思っていました。 そこに一本の電話があったのです。 悔しいけれど、上京してきて間もない頃からわたしにチャンスを与え続けてくださった方には何もかもお見通しでした。 わたしは悔し涙を流しました。 2日間考えて、わたしは初心に戻って、また個展をしてみようと思ったのです。 2009年にはなくなってしまう9001で任務を全うしながら、わたしはやはり作品を作らずには生きていけないので、忙しかろうが、時間がなかろうが、わたしは作って展覧会をやっていきます。 @竹本真紀ブログ記憶処理研究所ちょっと整理しました。 こちらも合わせてご利用ください。 http://makimo.cocolog-nifty.com/ @ニヒル牛にグッズおいてます 夏の新製品Tシャツを販売しています。 http://members3.jcom.home.ne.jp/nihirugyu1/kaisou2/nihirutoha.html @竹本真紀インタビューが放映されています。 http://www.tvk-bb.tv/art-channel/artistfile/2007/06/post_7.html @竹本が関わっているスペース旧東横線桜木町駅舎創造空間9001 オープンしました! オープン展は9月24日まで。11時〜19時 http://9001.tv/ | |
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