創造空間9001（旧東横線桜木町駅舎）で子ども向けのワークショップを開催することになり、何をやろうかなあ。と、とりあえず「展覧会をしよう。」というタイトルだけつけておきました。
いろいろな素材を準備して、子どもたちに作品をつくってもらって、展示するところまでをひととおりやろう。と、漠然とした感じで考えていましたが、間近になってからちょっと広すぎる課題だなあ。
と、思って、電車を作ってもらうことにしました。
まずは、普段はオープンにしていない、切符売り場の裏側や、展示スペースの裏側の東横線のホームへ向かうまでの階段などを見学してもらいました。
「ここは、たくさんの人が使っていて、この駅が大好きな人がたくさんいたのだけど、みなとみらい線が開通して、駅がなくなってしまったんだよ。だから、今日は、みんなでまた電車を走らせよう！」
と、電車をつくることにしました。
いろんな素材を用意して、どれをつかってもよいですよ。というふうにしました。
久しぶりに子どもと接したので、最近の子どもの集中力とか、様子が予測できなかったのですが、びっくりするほどみんな集中していて、長い間ずっと作業したのにもかかわらず、今度は絵がかきたい！と、すごく意欲的でした。
子どもって、工作とかお絵かきが大好きなんですね。
それから感動したのは、「駅がなくなってしまった。」ということを、きちんと受け止めている子どもが多かったことです。
開発によって、みんなに愛されていたものが姿を消していく寂しさを素直に感じとってくれたことがとても驚きました。
最近、こちらが話したことに対して、すごく深読みしたり、裏はどうなっているんだみたいな反応をする人と接することが多かったので、（美術関係者や、美術に対してかまえてかかってくる方が案外そういう方が多いかも。）とてもすがすがしい気分になりました。
子どもの頃、子どもながらに、大人になるとそういう気持ちを忘れてしまうから、わたしは忘れないでいよう。と、心に誓ったことを思い出しました。
こういう気持ちって、ゲゲゲの鬼太郎やドラえもん、手塚作品から教わった気がします。
だから、たとえひどい事に遭遇したり、目撃したりしても、自分の中に一本立っている柱だけはぶれさせないようにしようと、本当に純粋に思ってきました。
このような純粋な気持ちを持ったままで、世の中に対応できるのかと、勝手に心配する方もたまにいらっしゃいますが、わたしは純粋な気持ちも持ちつつ、世の中に対する免疫ができて、どんどん精神的に強くなっていけることが、大人になってからではないとわからない楽しみだと思いました。


「どうぶつとにんげんれっしゃ」だそうです。
正面から見ると「とうきゅう」とかいてあります。

＠横浜ＢｏｏｋｍａｒｋＴＶという番組の取材を受けました。
9月7日（日）23：30〜神奈川テレビで放送予定。
金剛地武志さんと美人リポーターに質問されるというもの。
放送終了後インターネットでも見れます。
http://yokohama-bookmark.jp/pc/index.do?ts=1218964011408&hash=483aa4

＠Tシャツいろんなのつくりました！
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検索できなかった方はブログ「記憶処理研究所」からとべます。
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＠竹本真紀インタビューが放映されています。
http://www.tvk-bb.tv/art-channel/artistfile/2007/06/post_7.html

＠運営スタッフです。
創造空間9001（旧東横線桜木町駅舎）
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