Automatism (Pensées), 2024, Lambda Print, 49x49cm Automatism (The Desire of Machines), 2024, Lambda Print, 50x73cm


真空/Vacuum|The Art History
加藤 豪|Go Kato Solo Exhibition

2024.8.8(THU)-8.17(SAT)
15:00ー19:00 | 木・金・土開催 |入場無料
会場|N-MARK B1 主催|N-mark

N-MARK B1では、加藤豪の展覧会「真空 / Vacuum(The Art History)」を開催します。加藤はこれまで、ジェンダーや社会問題などの複雑なテーマをユーモアを交えた彫刻作品として数多く生み出し、その鋭い社会的洞察は観る者に強い印象を与えてきました。これまでの作品においては、美術における伝統的な技法と現代的なアプローチを融合させ、視覚的な空間を創り出してきました。

本展覧会では、このようなアプローチからさらに一歩進め、絵画における「空間」に焦点を当て、その「空間」ができているかどうかという基本的な問いを再考します。この問いは、一部の美術家の間で共通言語となっている概念です。美術史においてよく言われる例として、長谷川等伯の『松林図』は空間ができていないが、等伯が参照した中国の牧谿の絵画は空間ができている、という比較があります。

このような判断は、二つの作品を並置して比較することで生まれます。「Aはできていないが、Bはできている」というように、作品同士を比較しながら評価することがよく行われます。

本展覧会では、具体的な美術制作の技法やプロセスについては詳述しませんが、絵画画面上に現れる「複雑さ」を次第に捨象し、最終的に「分割」という単純な概念にたどり着くプロセスを探求します。加藤は、AIによる画像生成を通じて、これまでの絵画表現とは異なる新しい空間の創造に挑戦します。



information



日時
2024年8月8日(木)-8月17日(土) 15:00ー19:00(木・金・土開催)

アーティストトーク&オープニングレセプション
8月9日(金) 19:00ー

会場
N-MARK B1
〒 460-0003名古屋市中区錦2-11-13
chojamachi TRANSIT BUILDING-B1
GoogleMaps)

主催
N-mark

加藤 豪(かとうごう)略歴
1964年、愛知県生まれ
愛知県在住・制作
東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。東京芸術大学大学院美術研究科修了。

【個展】
1995 allery Canolfan(名古屋)
Shin-Sakura Gallery(名古屋)
1996 Gallery HAM(名古屋)
1997 Gallery HAM(名古屋)
1998 Gallery HAM(名古屋)
2001 Mori Yu Gallery(京都)
2003 愛知県美術館(名古屋)
2020 愛知芸術文化センター;アートスペースX(名古屋)
【グループ展】
1989 工藤哲巳研究室展 / スペースニキ(東京)
1990 団結小屋 / 大学ホールギャラリー、東京芸術大学(東京)
1995 男と女の同性愛 / 佐賀町ビス(東京);ギャラリーTAF(京都)
1997 デ・ジェンダリズム展 / 世田谷美術館(東京)
2001 先立未来展(ルイジ・ペッチ現代美術館、イタリア)
2004 六本木クロッシング / 森美術館(東京)
2008 釜山ビエンナーレ;蕩尽/釜山市立美術館(釜山、韓国)
【展覧会企画】
2002 Culture Medium(名古屋)
2003 Culture Medium(名古屋)



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[Instagram] after_contemporary_art
[note] naar

Une Statue 1, 1994, White Marble, 58x25x152cm
(front) Une Statue 2, 1996, White Marble, 84x114x68cm(back) A Dreamy Tale of Elegance - For M. -, 1987, Gesso, Pencil on Board,
Une Statue 3, 1998, White Marble, 113x107x60cm
(Installation) ’To Destroy', She Says, 1996, Mixed Media, 45x16.5x10.5cm

N-MARK B1
〒 460-0003名古屋市中区錦2-11-13
chojamachi TRANSIT BUILDING-B1