《Twistripe 1》2015年 《Beanstalk》2017年 《Theta》2016年 《Playing Plywoods》2016年 《Guide in Interplanetary Travel》2015年

本展はN-markのアーティストリサーチプロジェクト「BLACK TICKET 2017」（招待制、無審査の展覧会）における、N-mark PRIZEの副賞として開催されるものである。
大塚は日常生活にある素材の性質を利用したアルゴリズムを用いて作品を制作している。
作品は機械的とも言える「作業」のようなプロセスによって生み出され、そのクオリティからは、作家としての方向性や制作スタンスがすでに確立していることが解る。
作家は、最終的に出力された形（作品）は有機的なイメージを持ち、同時にその形状にはどこか自分らしさを感じるところもあるという。そして、これは素材を選択し、一定の規則を発見する、そして 作品として成立させようとする・・・様々な場面で、多分に恣意的な判断が含まれているからであるからだと考えている。
本展では、この作家が考える曖昧な「イメージの源泉となるもの」とはなにか？この曖昧なイメージを引き出すことを試みます。
恐らく1つの解を得るのと同時に別の問が出現するでしょう。その繰り返しが作家のアルゴリズムかもしれない。数学の難問に挑戦するかのような大塚功季の世界をぜひご覧ください。


大塚功季略歴
1985年　佐賀県生まれ　愛知県立芸術大学大学院油画・版画領域修了
展覧会歴：2017 愛知県立芸術大学卒業・修了制作展(愛知県美術館、愛知) ストリートミュージアム2017(Tokyo Midtown、東京) 2016 Tokyo Midtown Award 2016(Tokyo Midtown、東京)基礎生物学研究所一般公開展示(基礎生物学研究所、愛知) Sy - Stema(学食二階次元、愛知)

│展覧会関連企画│
アーティスト・トーク
1月19日（金）　19:30ー21:00
N-mark B1（地下1階ギャラリー）
【ゲスト】秋庭史典（名古屋大学大学院情報学研究科 准教授）
【参加費】500円（1ドリンク）

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2018年1月19日（金）ー2月3日（土）│13:00ー19:00│日・月曜定休│入場無料
N-MARK B1
〒460-0003名古屋市中区錦2-11-13 chojamachi TRANSIT BUILDING-B1
主催：N-mark│協力：chojamachi TRANSIT BUILDING