八嶋有司個展│formless works
八嶋有司のプロジェクト"formless works"は、様々な地域の文房具店、本屋などの筆記具コーナーに残された「試し書き」をサンプリングし作品制作の素材としている。この「試し書き」は、不特定な人々が無意味に描いたドローイングの集積である。この必然にも偶然に描かれた「線」とその「間」は、ときに美しく見える。作家はまったく無意味な記号にみえる「試し書き」に、価値を与え、新たな表現として私達に見せてくれる。この作品のプロセスを楽しむことができたなら、私達の日々無数に通り過ぎる日常においても新たな〈気づき〉を見つけることができるのではないだろうか。
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〒460-0003名古屋市中区錦2-11-13 chojamachi TRANSIT BUILDING-B1
主催:N-mark│協力:chojamachi TRANSIT BUILDING
│展覧会関連企画│
オープニングパーティー
トランジットビルグランドオープニングパーティと兼ねて開催いたします。
5月27日(日) 17:00ー20:00│参加費:ドリンク代実費│主催:トランジットビル入居者
USTREAMプログラムFRIDAY NIGHT TALK SHOW#12「世界の塔の下から」ゲスト:八嶋有司
5月25日(金)20:00ー21:00
http://www.n-mark.com/worldtower/
トランジットビルオープンスタジオ
5月25日(金)ー27日(日) 13:00ー20:00
トランジットビル全館のグランドオープンを記念してオープンスタジオを行います。
N-MARK B1(地下1階ギャラリー)、office N-mark(2階)他8組のスタジオと、古書店、カフェ・バールがオープンします。
八嶋有司│yushiYASHIMA
website
http://y840.net
statement
八嶋の作品は、自身の生活する部屋をシリコンゴムで型取り、展示会場で再構成するプライベートとパブリックの不可視な境界線をテーマに扱う作品〈P.A〉や、「実像」と「虚像」の間となるスクリーンを制作することで、「実」と「虚」のズレを映し出す作品〈lightfilter wall〉その他、布でモチーフを包みこみ、その布の輪郭だけを抜き取った作品〈disappearance〉など、誰もが日常的に接している、気づかない小さな情報の断片を作品として再構成することで、見えない全体を知覚させることを大きなテーマとしている。
solo exhibition
2012 |
formless works |
GALLERY 9 |
京都 |
2011 |
DONATIONS!!- |
GURA |
京都 |
2010 |
disappearance |
立体ギャラリー射手座 |
大阪 |
2010 |
Na:resound |
信濃橋画廊 |
大阪 |
2005 |
Light Filter Wall |
立体ギャラリー射手座 |
大阪 |
2010 |
岐阜おおがきビエンナーレ2010 温故地新 |
ギャラリーゆう |
大垣 |
2010 |
video relay 2010 |
MUZZ PROGRAM SPACE |
大阪 |
2010 |
art award tokyo marunouchi2010 |
行幸地下ギャラリー |
東京 |
2005 |
都市的知覚 |
トーキョーワンダーサイト |
本郷 |
2009 |
noname |
旧立誠小学校 |
京都 |
2008 |
KAVC企画 1 floor 2008 No potato of name |
神戸アートビレッジセンター |
神戸 |
2007 |
公募 京都芸術センター 2007 |
京都芸術センター |
京都 |
2006 |
第9回文化庁メディア芸術祭 |
東京都写真美術館 |
東京 |
2004 |
BIWAKO ビエンナーレ |
トキハ館 |
滋賀県近江八幡市 |
awards
第11回文化庁メディア芸術祭 学生CGコンテスト インタラクティブアート部門 佳作 |