有馬かおる
Arima kaoru
(アーティスト)
APPLE
N-mark collection2000
名古屋港の倉庫群で
開催予定の展覧会
2000/10/10 〜 10/15
アーティスト
澤登恭子SWANOBORI Kyoko (Tokyo)
木村崇人KIMURA Takahito (Tokyo)
北山美那子KITAYAMA Minako (Nagoya)
高平真帆 TAKAHIRA Maho (Fukuoka)
佐藤優 SATO Yu (Tokyo)
溝口康彦 MIZOGUCHI Yasuhiko (Nagoya)
小川良子 OGAWA Ryoko (Nagoya)
ビデオプログラム
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「食べつづけようと思う。」
有馬かおる
私の考えが正しければ 一般に日本人は日本と西洋の美意識の間にストレスを感じていて それを作品にしていくケースが多い。
さらに日本の現代美術を見た時、すごく感じる「日本から見た現代美術」(きっとすごく勉強しているんだろう)という感じだ。
ところが今展「APPLE」では違った。だから違和感につつまれた。
なれてなかったんだと思う。
ここには「日本」とか「西洋の」とか意識していない様なと言うか、きっと西洋に対するコンプレックスが少ないんだろうと思う。
「勉強はしているけど、同じ時代に生きているんだよ」と言われているようだったし、「追いつこう追いつこうと思いながらもかってに背中を大きくして甘えてたのでは」と、そんな気分になってしまう。
「APPLE」だった。
名古屋は今プチ東京に成ろうとしている。
中部ぴあの映画情報になぜ東京のベストテンが載るのかわからない、けどきっとそういう事なのだろう。こういう例はあちらこちらにある。
名古屋には名古屋の文化がある。なぜそれがわからないんだと思ってしまう。
話を戻すがそういう名古屋人(私)とかプチ東京人にはきっとこの「APPLE」を味わのは難しい。
だがその「APPLE」を食べつづけようと思う。血や肉にしたいと思う。 これは言いすぎではないと思う。
00.11.10
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