向井山朋子(ピアノ)
武蔵野音楽大学院を修了後、ロータリー奨学金を得てアメリカのインディアナ大学、その後オランダ政府給費留学生としてアムステルダムのスエーリンク音楽院で研鑚を積む。1991年国際ガウデアムス演奏家コンクールで優勝後、ヨーロッパをはじめ世界各国でのコンサート活動、フェスティバルにおいて数多くの初演を手がけている。2003/2004年シーズンはオランダフェスティバルでジョン・ゾーンのピアノコンツェルトのオランダ初演をはじめ、映画監督のフランク・シュケファーとフランク・ザッパのプロジェクトが計画されているほか、ガウデアムスコンクールの審査員としても招待されている。現在はアムステルダム在住
■アサヒ・アート・フェスティバル企画
今回のアサヒ・アートフェスティバルでは「for family 〜うちのピアノ」「my life / your life アムステルダム/尾鷲 」 「AAF深川アートセンター」の三つの企画で各地を横断します。
「for family 〜うちのピアノ」では世界的に活躍するピアニスト・向井山朋子が公募から選ばれた15家族のために家庭のピアノを演奏する宅配コンサートを行います。コンサート編では、その様子を映像やトークともに紹介します。展示編ではそれぞれの家族のピアノにまつわるエピソードを書いた「ピアノの履歴書」を展示します。
「my life / your life アムステルダム/尾鷲 」では市民による手作りの向井山朋子・ピアノコンサートの開催
「AAF深川アートセンター」ではカンパで購入したピアノが門仲天井ホールにやってきて、はや10年、みんなの想いとともに今あるピアノと、世界的に活躍する向井山朋子が向き合います。
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