apr./may./jun./jul./aug.

TEXT by Akiko Ikeda

池田朗子 profile
1972年
岐阜市生まれ
1995年
名古屋芸術大学卒業
1997年
京都市立芸術大学大学院美術研究科修了
現在
チェルシーカレッジ・アートアンドデザイン大学院
在学中

個展
1993年
オルガン教室―縦笛の順番を待つのが怖い
(カノーヴァン・名古屋)
オルガン教室―縦笛の順番を待つのが怖い
(クロッキー・岐阜)
おしゃべり機械 尻尾の欲しい本当の理由
(名古屋市市政資料館)
1996年
ジャックのテント2(カノーヴァン・名古屋)
1997年
ファーマーズビュー(ギャラリーそわか・京都)
house-house-house(ギャラリーギャラリー・京都)
1998年
Where is the captain ?(ギャラリーそわか・京都)
1999年
Airplane a go go (N-mark・名古屋)
2000年
スルーイング・ザ・ドッグ(ギャラリー虹/京都)
ドローイング(GALERIE Weissraum/京都)

グループ展
1996年
The LIBRARY(ギャラリーそわか・京都)
1999年
当世物見遊山(お宿「吉水」・京都)


5月31日(木)
タイトル:肩透かし。

朝から予告された、チュートリアルがあると思い勇んで登校するも、チューターの姿が見えず。しかも予定されていた「トーク」も無い・・・・。何となく、張っていた気が抜けて、どっと疲れが出る。こんな事ではいけない!と、チュートリアルで見せるはずだったビデオの作品をクラスメイトのスタジオで披露する。反応も良かったので、少し浮かれてしまう。
夜は、プロジェクトのミーティング。ここでも、なんだかボーっとしていて、帰宅するまでメンバーの部屋に携帯電話を忘れているのに気付かなかった。


5月30日(水)
タイトル:Life is a theater.

本日は、夕方からバービカンセンターで「A DREAM PLAY」と言うスエーデンのお芝居を見に行く。一番安い席だったので、前半二階席のソデでステージの半分しか見えない。しかも英語の字幕を一緒に見る事も出来ずかなり苦労する。休憩後、開いている良い席にドキドキしながらも座るが同じように移動する人たちが結構いた。
監督はロバート・ウィルソンで、ステージの構成がとても凝っている事を移動後、知る。全体的にブルーのモノトーンを思わせる色構成。構図も奥行きが感じられ無いぐらい平面的な印象。学ぶ物多し。 その後、酷くお腹が空いていて中華街へ行く。酷く食欲があり、恐ろしくなる・・・・。


5月29日(火)
タイトル:為替とチケット

為替が少しだけ円高なので、銀行でお金の移動を行う。日本のカードから、こっちの口座に自分で入金する。 かなりアナログ。その後、日本帰国のための航空チケットの空席待ちを電話でチェック。「格安チケット」をオープンで買って帰国の分の予約が取れない。3月から見てもらっているのに8月末の予約が取れない。「正規価格」で売りたい航空会社のテらしいが、詐欺にあっているみたいで、腹立たしい。電話を切ってすぐそのまま電話で日本の母に愚痴を言う。そして、母に諭される・・・・。
昼から登校。友人のプロジェクトが進んでいて、少し焦る。負けずに進みかけているプロジェクトのため撮影。(このところ、現像にかかるお金がバカにならない・・・。)


5月28日(月)
タイトル:MOVE OUT!

今のフラットの契約が丁度、修了展の頃に終わるので引越し先を探していたが今日、めでたくかなりの好条件で見つかる。学校の夏休みで帰省予定の日本人の方のお部屋を間借りする目途が立った。学校からも今の家からも遠くない。部屋も綺麗でスペイン人のご家族とのハウスシェア。古いマンションらしく、扉、階段の手すりの趣にも惹かれる。
夕方は日本人のお友達のお誕生日&帰国祝い。帰国後もついこちらの連絡先に電話しそうなくらい、お互い実感が無い。天気もよく、気持ちの良い時間。今日のメニューは「チラシ寿司」と、「アボガドのサラダ」。彼女は帰ったら思い出してくれるだろうか?


5月27日(日)
タイトル:おしゃれが肝心。

昨日の疲れでゆっくり過ごす。風が湿っていて日本みたい。キュンとなる。本日、唯一の予定「美容院」に行く。スタイリストさんは日本人だけど、話だけで元気の出るようないいキャラ。腕もいいのであっという間でカットは終わったが、日本の話で盛り上がりリラックス。「髪を染めた方が似合うよ」と言われ、ついに夕食時に飲んだビールの勢いで染める。(箱の表紙が金髪美人だったので怖かったが、色見本は黒髪は茶色くなると書いてあった。)結果、大人しく明るく染まりホッとする。


5月26日(土)
タイトル:パーティー天国。

朝から、ヒトケの少ない学校へビデオ編集のために登校。手伝ってくれるお友達と、コンピューターのトラブルに悩む。次回からは一人でできるようにと、メモを取ったりするが不安である。ともかく、時間ギリギリでビデオ制作終了し帰宅。
夕方から、同級生の誕生日パーティー。ドキドキしながら行くがガーデンパーティーでかなり居心地がよく、たくさん食べ、飲み、踊る。学校の人だけでなく色々な人がいる。
楽しかった!!!!!


5月25日(金)
タイトル:いざ!山頂を目指せ!

この頃、めっきり忙しくなった。制作が佳境なのと友人とのプロジェクトが二つ同時進行しているから。 しかし、どちらもやりがいあり力は抜けない。
本日は、見せ方を迷っている作品の寸評を信頼している同級生に伺う。反応は良く、色々進め方のアドバイスを貰う。コレでまたやる事が増えたが、嬉しい。
夜は京都からのお客様と再会。お元気そうで話も弾む。抱えてるプロジェクトの話が盛り上がる。


5月24日(木)
タイトル:お天気は続く。。

凄い!もう5日間お天気。おかげですっかり日焼けした。
昨日登校しなかったら、バーベキューパーティー、オープニングパ−ティーを逃した事を知り少し落ち込む・・・・。しかし、撮影が順調なので機嫌がすぐ直る。


5月23日(水)
タイトル:復活の兆し。

気力が戻ってきていると感じる。早速、作品のため写真屋に向かう。思っていたより出来の良い物、悪い物。
ソーホーでお友達とお茶しながら月曜日のレクチャーのおさらい。お友達はこっちに来て5年の日本人。わからない所も聞けてありがたい。「主観」「客観」ロジカルにどこまでフォーカスできるのかと言う話。最後は、自分の言った事に混乱する私。
帰宅し、昔、京芸の学食で食べた「サラダうどん」をここで再現。色々、思い出しつつモリモリ食べる。夜は、プロジェクトのミーティング。(夕食にビール飲んじゃったンだけど。)デジカメで取った写真をe-mailで送るのに3人がかりで2時間以上かかる。(本当に送れているでしょうか!?)


5月22日(火)
タイトル:逃避・・・・・。

誰にも内緒だが、逃避した。凄い天気である。学校に行ってるバヤイではないのである。近くのバタシーパークへ行って、久しぶりの羽伸ばし。フリスビーなどして体を動かした。かなり吹っ切れる。
夜、お友達に気功とヨガを教わる。瞑想しながらゆっくり呼吸。片方の鼻の穴で呼吸できるようになるのが、次回までの宿題。心なしか、いつもより寝つきが良くなり「気功」にハマル事を確信した。


5月21日(月)
タイトル:くちなしの日。

「口無し」の日なのである。いつもは何がどう間違っていても、根っからのおしゃべりで気力でしゃべっているのだが、本日は全くしゃべる気力が無い・・・・・。こういう日に限ってチュートリアル。
本当に何も話せない。ヒドク落ち込む。しかし、見せたビデオ作品は好評。話せない悔しさは作品でかえさなくちゃ。と自己確認。


5月20日(日)
タイトル:ドレスアップ。

本日は、部屋で大人しくしていると決めて、睡眠もばっちり取る。夕方から友人の撮影のお手伝いに、高級ホテルに行くので久しぶりにマニキュアまでして、なれないお出かけ服で出かける。
撮影順調。私が役に立ったかどうかは定かではない。お茶を飲んで、撮影終了時間夜9時前、それでも外は明るい。
その後、ミーティングで行ったメンバーの学生寮で、台湾人の男の子に「今日の格好は普通でない。」と言われ、「どういう意味だ、悪いのか?」「・・・・・・グット。」と無理やり言わせてしまう。それでも機嫌がいい。


5月19日(金)
タイトル:クマと充電

もう、フラフラして学校へ。カメラの充電をしながらドローイング。描いているうちにクマが紙の上に出てきた。思考停止のままクマを描き続ける・・・・・。充電がなかなか終わらないので、写真の材料を集めつつ、提出の終わったファンデーションコースの誰もいない校舎(注:下記)に一人プライベート・ビューに行く。特に、ペインターのスペースは面白い。筆の動きの荒さや、色の隙間にイメージと作家の距離、それに向かおうとする姿勢があるような気がする。来月のショウも楽しみだ。
注:私のMAコースとファンデーション(日本だと大学の1年生に値するコース)の校舎は同じ敷地内にある。しかし、BA(大学2〜4年生)は一緒ではない。


5月18日(金)
タイトル:スイミンスイミン睡眠不足。

このところ、睡眠不足気味?しかし!英語のクラスに出るため登校。バルザックの本の一節を使っての読解の授業だか、”「voice」とは何か?”という話になり議論が面白かった。英語の先生は、制作の先生とは違うがアート畑の人なのでこういう議論を一緒に楽しんでくれる。”作品はアーティストにとって「Death」か?”という議題も飛び出して、脳みそフル活動・・・・・・。
その夜、友人宅でミーティング。ここでも、かなり話がディープになり結局、2時間しか寝ていない・・・・・・。


5月17日(木)
タイトル:show and snow

といっても雪が降ったわけではない。レクチャーに来た作家、Keith Wilsonが今開いてる展覧会のタイトルが「MAKE IT SNOW」。作品は家具などを使ったオブジェ。とても興味深い。そして、日本人とスイス人の同級生のショウが「ハウス」(注:下記)であり、スイス人の友人が招待したお友達と雪の話で盛り上がる。彼女は山の上のほうに住んでいて一年中雪を見ているそうだ。ショウの作品展示も面白い。特に水玉をイメージさせるペイントが空間に効いていて気持ち良かったな〜。(注;「ハウス」=ウチの学校はもともと人の住んでいた家を所有しており、一階を学生の間で展示スペースとして運営している。)


5月16日(水)
タイトル:不定休日。

*今日はN-markお休みデー。*
この場を借りて、早朝の国際電話で「相談」に乗ってくれたお友達にありがとう。


5月15日(火)
タイトル:I LOVE JAPAN!

本日、フィオナ・アレのレクチャーあり。凄く有名らしいが、私は知らなくてちょっと反省。ペインターなのでやはりペインティングの学生が聴講者の多くを締めていた気がする。
終わった後、感想はさまざま。私は初期の頃の絵が好きだ。「日本に興味がある」と作家はおっしゃっていた。私も日本は大好きだ。


5月14日(月)
タイトル:明日はどっちだ?

朝からチュートリアルだと思って早めの登校であったのに予定変更されて、何も無くそのまま編集室へ。ブッキングシートを見たらほとんど卒業制作まで詰まっている。こわ〜。私はコンピューターを使わずカメラからテープに直接落とす作業を殺気立って作業している人の後ろでやる。
レクチャーはあった。言葉はわかってもその本当の意味がわからないのでいつも歯がゆい。下校前、お友達に進路相談をする。といっても聞いてもらいたいだけ。ファンデーションコースなどのコースは私たちより早く終わるらしく忙しそうにしている。
お友達も忙しいのに聞いてくれた、いい人だ。


5月13日(日)
タイトル:MOTHER!

母の日。又してもいい天気。しかし、ヒジョーに体調悪し。
夏バテ?頭痛貧血腹痛。本日も撮影。こっちは自分的にかなり順調。本日はゴードンマッタクラークを見に、カムデンアートセンター。
ビデオの記録作品。結構、面白い。トークも。しかし、体が・・・・・。その帰り友達(日本人ではない)と「日本のお風呂について」話すそして、「初潮」の赤飯の話にもなぜかいたり、相手はかなり興味津々であった。
帰りのバスでほとんどモウロウとしていたら、痴漢と出くわす。何もされなかったが、かなり気持ち悪かった。心で汚い言葉で罵ってみるも、最強に悪い言葉(英語)が思いつかなかった。


5月12日(土)
タイトル:PICNIC

暑い。まぶしい。撮影で行った公園はまるでビーチのような賑わい。装いも水着、半裸、本当にビーチかと思うほど。1時間もすると暑すぎて撮影が続かない。ベンチでしばし昼寝。
本日は友人とディナーパーティーの予定だったので、ブランケットをシキノモに持って、ハイドパークへ。母の送ってくれた、カレー煎餅が上手い。母ちゃん!母の日(明日。)ありがとう!


5月11日(金)
タイトル:ナマで見る。

とんでもなく天気がいい。ノースリーブで歩けるなんて、奇跡だ!写真屋にプリント、ポジを受け取りに行く。
その足で、ANTHONY d'OFFAY GALLERYにビル・ビオラを見に行く。結構な人が来ている。昨日のマリー・ケリーの対談相手の美術史学者(?)のTamar Garb も見かける。作品は液晶画面を使った映像インスタレーションと別フロア−の暗室を使ってプロジェクター5台ほどで各壁に大きく映写させていた。
二つの空間のつながりはわかりにくいが、それぞれは先日のレクチャーの話も含めて説得力があった。「オヤジ、カックイイ。」そのまま、ギャラリーの梯子。セルフリッジ・デパートにも行くが、展示自体は?。明和電気がパフォーマンスをしたらしい。Cork strにもいく。
Houldsworth のLAURA FORD。布を使った人型の立体モチーフ。かなりいい。カタログ、5ポンドで購入。
ROBERT SANDELSON では昨日のマリー・ケリー。スライドでできた物と同じ。ご本人のあのオーラはどこに?


5月10日(木)
タイトル:ガールズ・デイ

いい天気!掃除。食事。登校。ブッキングしたビデオカメラを受け取りソク撮影。 今日は午後からマリー・ケリーのトークにクラスメイトと行く予定だったので夕方まで学校で撮影を続ける。その後、帰宅ラッシュの中 会場に遅れ気味に到着。聞き取りにくい声でかなり苦労したが、ご本人はエレガントでスタイリッシュな方。トークの内容は作品の中のテキストに関する事が中心。質問コーナーで、フェミニズムに関係する質問がややヒステリックな調子で出たが、その時も作家は落ち着いていてとてもスマートだった。そのまま、夕食へ。友達の話を聞ける事が嬉しくてニコニコしてたら「何がおかしいんだ!」と言われる・・・・・・・。(こういう顔なんですぅ。)


5月9日(水)
タイトル:キャスパー現る!

朝から、N-markさんはじめメール書き。洗濯機もフル回転。掃除もしていたら結局昼ご飯を自宅で食べる事になった。登校途中の道端で昔風の「キャスパー(アニメまんがで日本でも映画で公開されていた。)」のポスターを額入りで拾う。知り合いに「キャスパーに似ている!」と言れた事があったので迷い無く持ち帰り決定!キャスパーと登校。ビデオ編集を済ませ、写真を現像を出しにすぐ学校を出る。ピカデリーに出たついでに、ICAにエドワード・ヤンの「ABrighterSummerDay」を見に行く。3時間以上の長い映画で見終わった後、ぐったり。今日一日、額に入った「キャスパー」と一緒だった。


5月3日(木)−5月8日(火)
タイトル:ベルリン見学旅行。

3日ロンドンからベルリンに移動。なんと、ロンドンとの温度差10度以上。着ている物をすべて手で運ぶ事になり、汗だく。ユースホステルで、すぐに就寝。
4日ともかく、ユースの周りを散歩する事にする。撮影も進む。しかし、空気も乾燥していて工事中が続く街はまだホコリっぽい。残ってる「壁」沿いにベルリンの歴史について解説展示がされていた。ドイツ語で読めないがしばらくそこから離れられない。夜、後から来たお友達と、ベルリンに住む彼女の知り合いと飲みに行く。チェルシーBAからの交換留学生もいた。レベッカ・ホルンのクラスに在籍している彼は、卒業制作中。
5日やっと、目的のベルリンビエンナーレに行く。会場は四会場。Postfuramt/Kunst-werkeBerlinが、今日の目的地。どちらも広いが作品の見やすい大きさ。そのほとんどがビデオインスタレーション。
気になったのは
*Surasi Kusolwong の「HappyBerlin(KostenloseMassage)」マッサージをしてくれるらしいが、時間が早すぎて設置されているラウンジだけしか見られなかった。(本当に残念だー。)
*日本からのThuyoshi Ozawaは相談カフェ。お友達、しばし久しぶりの漫画を読みふける。そのオーラに誘われて、周りの観客が同じようにまったりしているのがおかしかった。
*そして、フィオナ・タンに私ははまりファンになった。
6日残りの二会場、Sバーンの高架下の空きスペースを使っての展示と、大きなオフィスビルの一部で4作家だけの展示。そこで、NavinRawanchaikulの布をゲット。しかし昨日に引き続き天気が悪すぎ。しかも、この期間がギャラリーのちょうど入れ替わりの時期でいくつか見逃している事に気がついて余計に落ち込む。「こういう時は食べなくちゃ!」イタリアンでラビオリを食べる。幸せ・・・・・・・。
7日ギャラリーも美術館もお休みなので、お散歩デー。古着屋で久しぶりにお買い物。Hack.esMaeket.の周りはギャラリーもたくさん在るが新しい店も建ち並ぶ。フレッシュジュースの美味しいカフェを見つける。夜、ドイツに来て8年になるという日本人の方に中華レストランでお会いする。ベルリンは、いろいろな所から人が集まっているが都市整備のためにお金がナカナカアートに行かないらしい。特に美術は音楽や芝居の後、一番最後に回されるらしくケルンやデュッセルドルフに比べるとまだまだと話してくれた。
8日最終日。又しても、急にいい天気になる。日焼け止めも無いのに、日差しが強すぎる。美術館に向かう。リュック・タイマンスが一室だけの地味な特別展示をしていた。好きな作家なのでゆっくり見る。ギャラリーを諦めず回ろうとするも、やはり上手く見つからずリタイア。街を観光して周り、ロンドン行きの飛行機で帰宅。思ったよりギャラリーを見られなかったと、反省しつつ、かなりの好印象が残った。


5月2日(水)
タイトル:スト?スト?スト?

本当は地下鉄が夕方からストをする予定だった。私は次の日がベルリンに出発なので、リバプールストリート駅の近くに住んでいるお友達のウチに泊まるはずだった・・・・・・。
イスラエル人の友人が「サロン」(注;下記)で、彼女の父上が撮った彼女の子供時代の8ミリを見せてくれ、この冬休みにお邪魔した彼女の実家の様子、テルアビブの太陽も映写されて感涙!
しかし!余韻も無く、混雑の予測される地下鉄に急ぐ。
しかし、混んでるのは地下鉄ではなく車道だった・・・・・。
注)サロン;毎週水曜日の夕方クラスメイトが自分の影響されている物気になるものについてプレゼンする時間のこと。


5月1日(火)
タイトル:somethings in gray

朝、公園にプロジェクトのための撮影。5月に入ったと言うのにかなり寒い。しかも、雨まで降り出してそのまま止まないので図書館でチューターに薦められた本を読む。「心理学」。わからない所も気にしないで読んでいたら全然判らなくなり、メモを取り直す。結局、イントロダクションから第一章に差し掛かった所で、集中力が切れる。
その後、今日のオープンレクチャー「ナターシャ・キッド」へ。彼女自身の作品と言うより、それとテーマを同じくする作品作家の彼女の個人的な見解発表に見えた。彼女の「ペインティング・マシン」を作る過程を知るには充分だったが、作家のそれ以前の作品が無く、話が抽象的にしか感じられず残念だった。



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